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フレキソ印刷とは?

環境にもっとも優しい印刷方式がフレキソ
フレキソ印刷とは、凸版印刷方式のひとつです。
版には感光性樹脂の素材を使用して、
液状でごく微量の水性インキや溶剤インキを使います。
有害物質の排出や、エネルギー消費を抑えることのできる
環境にもっとも優しい印刷方式です。

水性インキとは?

環境に優しくコストも安いフレキソ
水を溶剤とするインキです。
印刷時液状であったインキは、印刷面に刷られたのち硬化して乾燥しますが、
その際、溶剤が水であるため、VOC成分(Volatile Organic Compounds=
揮発性有機化合物=有害化合物)が排出されません。
VOCは、改正大気汚染防止法(2004年)により排出が規制されています。
インキのコストも安く、印刷に必要な印刷機の動力消費や、
乾燥に必要なエネルギー消費も少なくてすみますので、
温室効果ガス排出量の少ない、環境に優しい印刷が可能となります。

UVインキとは?

フレキソにおけるUVインキについて
紫外線を照射することによって瞬間的に硬化するインキで、
無溶剤タイプのインキです。
UVインキもVOCを排出しませんが、
水性インキに比べますとインキのコストが高く、
エネルギー消費量も高くなります。
※弊社ではUVインキによるフレキソ印刷はおこなっておりません。

フレキソ印刷の長所

環境だけでなく、フレキソには様々な可能性があります。
フレキソ印刷はインキの使用量が少なく、水性インキへの転換も容易で、
また、消費エネルギーも抑えられますので、
環境にもっとも優しい印刷方式としてシェアは世界で拡大を続けています。
特に、厳しい衛生管理を要求される食品包装印刷の分野においては、
フレキソ印刷のシェアが上がっています。
またフレキソは版に柔軟性があり、低い印圧で印刷できますので、
様々な印刷基材への印刷が可能です。

フレキソ印刷の短所

フレキソの短所はもう・・・
従来のフレキソ印刷では、高精細印刷は苦手であるとされてきました。
カラー印刷では、その点で問題の少ない
オフセット印刷などへの需要が圧倒的だったといえます。
しかし近年では技術が飛躍的に進歩した結果、
フレキソ印刷でも高精細印刷が可能となっております。
フレキソ印刷の唯一の欠点であった印刷品質の問題が解決することで、
環境に優しいフレキソ印刷への需要がますます高まってきているのです。