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フレキソ印刷機と最新技術

フレキソ8色印刷機

印刷機の概要

フレキソ印刷機の最大の特徴が、センタードラム方式です。
このため伸縮性の素材や偏肉のある素材にも印刷可能となります。
巻出しから巻取りまでの駆動ロールは以下の通りとなります。

1. 巻き出し
2. インフィードロール
3. センタードラム
4. チルロール(アウトフィードロール)
5. 巻取り

センタードラム方式フレキソ印刷

印刷ユニット部

印刷ユニット部は、アニロックスロールに接するドクターチャンバー内を流れるインキをドクターで掻き落とし、アニロックスロールのセル容量に従った一定量のインキを版シリンダー上の版の凸部表面に転移させます。

さらに版の凸部から印刷素材にインキを転移させて印刷します。

アニロックスロール

アニロックスロールの表面は下記の様に、蜂の巣状のセルが彫ってあります。
金属ロールの表面に、セラミックを溶射し、レーザーにてセルを彫刻します。

近年は、セル容量を確保して、十分なインキ濃度を確保しながら、高線数化が進んでおります。
フレキソ印刷における近年の品質向上は、このアニロックスロールの技術進歩に負うところが大きいのです。

アニロックスロール

製版技術

フレキソ版は、下記のように進化してきました。

  1. 通常のネガフィルムを使用して作成した樹脂版を両面テープで版シリンダーに固定。
  2. CTP(Computer to Plate)版により、フィルムを使用しないで版を作成。網点の再現性も大きく向上。
  3. CTS(Computer to Sleeve)では、スリーブの上に直接版を作成。エンドレス版の作成も可能になる。また見当精度が大きく向上。